自宅で出来るリアルファーのお手入れ

この記事は2014年冬に旧ブログに掲載したものを一部修正して掲載しています。

愛用の寒冷地仕様ロングダウンコート。実は一度もクリーニングに出していません。※旧ブログからこちらのブログに移す時にクリーニングに出しました。クリーニング代は追記から

cold寒冷地仕様のダウンロングコート(22OCTBRE)
寒冷地仕様ダウンロングコート。22OCTOBREのもの。

というのも、もしも処理の良くないダウンだった場合にクリーニング前より臭くなってしまうケースがあるらしいのです。これもダウンコートとしては比較的安かったので心配で。

家庭でのメンテナンスとして皮脂汚れを取るためにアンモニア水、汗汚れなどを取るために中性洗剤を使って拭くようにはしています。

アンモニア水

アンモニア水で皮脂汚れの簡易クリーニング

自宅で洗うのが難しいアウター類、どのくらいの頻度でクリーニングに出しますか?毎シーズン終わりに1回とか、汚れたら随時ってところでしょうか。着用回数が少なく汚れが目立たなければもっと頻度が少ないものもあるかもしれ…

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さて、このダウンにはフードにラクーンファーがついています。東北の冬は必ず雪が降りますが、乾いた粉雪くらいなら傘をささないことも。当然ファーが濡れます。結果、ボリュームを失い若干ぱさ付きも出てきました。しかしちょっとしたものでもファーが付いているとクリーニングは別料金…。

ファーのお手入れ用スプレーがあると知り、試してみることにしました。

  • 家庭でのメンテナンスは自己責任です。絶対に失敗できないお気に入りや高級品については、専門のクリーニング業者をご利用になった方が安心だと思います。また、ブラッシングが必要なので、毛抜けの酷いものはやめたほうがいいかもしれません。
  • 毛束をほぐしたくないタイプのファーではブラッシングすると風合いをなくしてしまいますので向きません。

ファー・ハラコ専用『バリオスプレー』を使います。ファー専用ブラシも必要ですよ。

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バリオスプレーとファー専用ブラシ
[コロニル] Collonil 防水スプレー バリオスプレー

バリオスプレーを使う時にも必要なファー用ブラシですが、取扱店舗が少ない上この時期の人気アイテムです。探してみましたが現在Amazonでは取扱いしておらず、以下リンク先だけでしか見つけられていません。欠品時は再入荷を待って即買いをオススメします。

洋服ブラシ【ファー・毛皮用ブラシ】安心の日本製

手順は簡単です。

  1. ファーにブラッシングしてホコリ等を落とします。
  2. バリオスプレーを吹きかけます。臭いがキツいので屋外がおすすめです。
  3. 1~2時間乾かします。
  4. 丁寧にブラッシングします。

これで終了。気をつける点はファーの扱いというよりスプレーの扱い。吸わないように気をつけることですね。マスクした方がいいのかも。

写真を取っておかなかったので比較出来ませんが、ブラッシングだけでは回復しなかったボリュームを失ったファーが、スプレー後のブラッシングでふわっふわになりました!すばらしい。

今回は高級ファーではなかったので躊躇なく出来ました。しかし繰り返しになりますが、ご家庭でのメンテナンスは自己責任です。失敗しても責任持てませんのでご注意を。


2016/09/21追記:こちらのダウンコート、さすがに汚れが気になってクリーニングに出しました。

クリーニング代は本体2,550円、フード(外れるので別料金)362円、ファー1,098円、撥水加工530円+消費税=4,903円。半額クーポンを持っていたので実際は2,451円でしたが定価だと予想外に高い!ファーだけでもマメに自己メンテナンスして節約しよう…。

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