この記事は2014年12月に旧ブログに掲載した内容を一部修正・後日談を追加しています。
セレクトショップのショーウィンドウで一目惚れ。冬のボーナスをはたいて買ったファー付きの高級レザーコート。ファーは取り外しできてなかなかどうして機能的です。

予想上の革臭
しかし自宅に帰ってみて気づいた問題が。革のにおいがキツい!
試着してる時は「革のいい匂いだな~」なんて思っていたんですが、家に帰って出してみるとかなり強くにおいます。革好きな私は平気ですが「これは…近くにいたら迷惑だろう…」と言うレベル。
いわゆる『革のにおい』というのは、革のなめしに使われる薬剤の匂いなのだとか。陰干しすることで多少は改善するらしく、しかし仮に薬剤が完全に取れてしまうと革は固くなってしまうのだそう。
- クロムなめしよりタンニンなめしの方がにおう
- タンニンなめしの方がコストが高い(高級品)
- タンニンなめしの特徴は茶褐色、一般的には風合いはそのままで着色なし
このコートの革は柔らかく加工されているので、その分加脂剤も多くてにおうのかな…。とりあえず、ひたすら陰干し。家族が嫌がるといけないので、換気扇に近いダイニングに干しています。しかしそれでも広がる革臭。
少なくとも今シーズンは出番なし?そもそも当分は人の密集する場所には着ていけないかも…。高かったのにどうしよう…。
悩ましい…防水スプレーを使うか否か
私にとっては結構な高級品だし大事に長く着たい!もちろん防水スプレーをするつもりでいたのですが、ショップ店員さんは「防水スプレーなんかしないでガンガン着たほうがかっこいいと思う!!」とそのまま着るのをすすめてきました。
しかしそこは降水量の多い地域在住です。あっという間に雨のシミだらけになるのでは…。店員さんの助言は無視してやっぱり防水スプレーをすることにしました。
防水スプレーはメンテナンス用品でお世話になっているハッピーバリューさんに問い合わせ相談しておすすめされた『シュプリームプロテクトスプレー』を使おうと思います。
2017年秋冬の後日談
その後も陰干しを続けていました。
購入シーズンの着用は諦め、暖かくなってからは時々風に当てつつも比較的風の動きがあるリビングのハンガーラックに掛け続け、1年半くらいでやっと問題なさそうなレベルになりました!長かった!!
においの強いレザーアイテムに悩んでいるなら長期戦を覚悟しましょう。ただし低品質なものでは何年干してもダメなこともあるようです。
更に3シーズン目(2016年)の冬は暖かかったことと湿った雪や雨の日が多かったことで温存していたのでやっと今シーズン着ます!
まだ着用時期に間があるので、近くなったら防水スプレーの結果なども追記しますね。
今のところ天気予報によると今季は暖冬ではなさそうなので、昨シーズン着そびれた真冬アイテムを活用できそう。昨シーズンは重ね着もストールコーデも暖かすぎてできませんでしたから。
しかし逆に急激に寒くなったことで着るつもりだったのに秋から初冬用のコートやジャケットたちはもう今季は着ることができなそう…。今年の東北の秋は「あっ」と言う間すらなく去っていってしまいました。
ライトダウンと重ね着すればまだ行けそうですが、あのコーデ…ほんとにアリなんでしょうか。夫には「変だよ…」と言われるし、カサカサ音はするしで、ためらうコーデです。